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茶畑オーナー制度について
静岡茶発祥の地・足久保の茶畑のオーナーになりませんか?

静岡市葵区の山あい、静岡駅から車で約30分、東京ICから高速道路を使って約1時間50分ほどで山里の茶畑にたどり着きます。
オクシズと呼ばれるここ足久保は、約800年の昔、聖一国師(しょういちこくし)がお茶の種をまき、静岡茶の始まりの土地とされています。
そこから時は進み、家康公の駿府城献上茶として栄えた時代、お茶が庶民のものになった時代を経て今に至ります。
山深く、安倍川にそそぐ足久保川を抱くこの土地は、山々で1日の日照時間が平地と比べて短く、川から霧が立ち昇るときは直射日光がさえぎられ、お茶の葉には程よい湿度がもたらされます。そのおかげでこの土地は、昔から美味しいお茶ができる土地として栄えてきました。
しかし、全国の茶産地・農家が抱える問題同様、この地にも高齢化や担い手不足により、茶畑がひとつ、またひとつと、その手入れをする人を減らしてきています。足久保のお茶は、傾斜地の茶畑が多くあります。
傾斜のおかげで水はけがよく、おいしいお茶ができるのですが、一方で大型機械は入りにくく、多くの作業は人の手で行われます。
私達足久保ティーワークスは組合なので、地域の茶畑を共同で管理しています。高齢となっても元気な方はご自身の力と経験でおいしいお茶を作っていますが、手助けが必要な茶畑には、若手農家がサポートをして、足久保のお茶と、この茶畑を守っています。

しかしながら、近年茶畑を手放すスピード、担い手の減少がますます増え、サポートする若手農家の力も及ばない状況になってきました。「お茶は続けたい。でもできない。」そんな声が、静岡茶発祥の地でも大きくなってきてしまったのです。
このような背景の中、今後も地域の基幹産業として持続可能なお茶生産を続けるために、直接消費者とつながる手段もいくつか必要であると考えた私たちは「足久保ティーワークスのお茶のファンづくり」に取り組むことにしました。
オーナー制度に取り組むことで、組合として「コト売り」に挑戦していきます。新たな取り組みに、組合員一同ワクワクしてスタートしましたが、2023年で3年目を迎えることとなり、多くのオーナー様と出会うことができました。
今年度も、引き続き私達と一緒にお茶を楽しんでいただける方、新たにお茶のおもしろさを知っていただけるオーナー様との出会いを願っております。
オーナー専用 茶畑について
ティーワークスには、個人の農家さんの管理する茶畑と、ティーワークス全体で管理・所有している茶畑とがあります。後者の茶畑から、オーナー制度にふさわしい茶畑を2ヶ所を選定いたしました。

一つはティーワークスから車で5分・徒歩20分ほどの「山あいの茶畑」。
周囲を山に挟まれたこの場所は、日照時間が短くおいしいお茶ができる好条件の場所。山の中腹からふもとまで茶畑が広がります。土地を拓き、沢の流れを変え、防霜ファンの柱を立てて、お茶が育つ環境を整えた場所です。
「やぶきた」の広がる茶畑のふもとには、「香駿」が育つ、ティーワークスのこれまでを支えてきたお茶とこれからの挑戦を支えていくお茶が同居しており、これからのティーワークスを象徴するような畑です。
今年度のオーナー制度は、こちらの「山あいの茶畑」から、オーナーさんの畑として配置させていただく予定です。

もう一つは、工場からも見える「見晴らしの茶畑」。
傾斜のある山肌の上から下まで茶の木を植えたこの場所は、見る場所ごとの特別な景色があります。山道からすぐは、茶畑全体の傾斜が良く見渡せ、すり鉢状になった土地であることが良く分かります。上まで登ると、ティーワークス周辺までこの辺りの山里が見渡せます。
品種も「やぶきた」だけでなく、山頂付近には「さえみどり」、山道からすぐには「山の息吹」があり、これからも改植を行い、品種を増やす予定です。土壌の許す限りお茶の木を植えたこの土地は、拓いた人々の苦労と希望が垣間見える茶畑です。
2021年度、この茶畑と足久保を見渡せる茶畑テラスを作りました。クラウドファンディングで支援をいただき、登山道を設置しました。ご予約をいただければ、茶畑を満喫できる場所になっています。
ティーワークスとしても、魅力あるこの茶畑を知っていただき、皆さんと一緒にこの先も伝えていける場所にしたく、この2か所を選びました。
これらの畑から、1畝(うね。お茶の木が並んでいる1列を1畝と数える)につき5〜10人にオーナーとなっていただくことができます。(畝の長さなどによって人数は異なります)
オーナーとして出資していただいたお金は、茶園管理の経費に加えさせていただきます。
また、オーナー様にはお礼として、いくつかの特典をご用意しました。
オーナー特典
1.茶畑オーナー証の発行

オーナー様には、名刺サイズの茶畑オーナー証を発行させていただきます。裏面にオーナーNo.の記載をいたします。
ご希望の方にはお名前も記載しますので、備考欄にてご指定ください。
2.オーナーとしてお名前を掲示

オーナー様にはお名前札をご用意し、オーナー制度対象茶園の入口に茶畑全体の見取り図看板とお名前札を設置いたします。お名前札は各オーナー様のお名前(名字+下のお名前の一文字目)を掲示させていただきます。
また、札のサイズは30mm×90mm程の大きさです。
※掲示するお名前は、スペースの都合上、原則「ご名字+下のお名前の一文字目」となります。(例「静岡太郎」様は「静岡 太」様)
(各畝での掲示は、摘採などの作業上困難になるため、ございません。この茶畑入り口での掲示となります。なお、表記のお名前にご希望がある方は、お申し込み時備考欄にご記入下さい。)
3.年4回、コースごとのお茶をお届け
春夏秋冬、年4回、コースごとにお茶のお届けや、体験プログラムをご用意。お好きなコースをお選びください。
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4.茶摘み体験などの体験プログラムを、オーナー特別価格で
新茶時期のお茶摘み体験を始め、年間を通じてお茶に関する体験イベントを開催予定。オーナーさんには一般の方より割引価格でご参加いただけます。
様々なお茶に関わる体験に参加して、よりお茶を身近に感じていただける経験になると思います。


5.マイ茶の木プラン(オプション申込みの方のみ)
※2023年4月5日でお申込みを締め切りました。
茶農家体験でお茶の木を植えるところから始める、特別なオーナーになりませんか。
植えたお茶の木が、よく見るかまぼこ型の茶畑の形になるには、5年ほどかかります。その最初の植え付けを茶農家と共に行い、毎月の作業も一緒に行うことで、一緒にお茶を育てていく特別なオーナー体験をしませんか?
毎月の茶畑作業は、茶農家と一緒に行います。(来られない場合はこちらで作業いたします。)
カフェの前の茶畑に「べにふうき」という紅茶向けの品種を、一人10本弱、約2mの範囲に植え付けます。カフェから近いので、作業の時以外でも、来る度に自分が植えた茶畑を見守ることができます。毎回の茶畑体験は、そのすぐ隣の茶畑で。自分の植えたお茶が大きくなるのを見守りながら、茶農家体験を行うことで、お茶の成長を見守ることができる特別なプランです。


オーナー制度概要
オーナー期間 | ご契約日から翌年のお申し月末日まで (2月申し込みの場合は翌年3月末まで) |
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申し込み金額 | 茶畑オーナー 18,000円(税込) 茶畑オーナー+マイ茶の木プラン 30,000円(税込)※マイ茶の木プランは2023年4月5日でお申込みを締め切りました。 |
特典 |
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この先、10年後、20年後だけでなく、これから先も、おいしいお茶を、みんなが飲めるように。
みなさんのご参加を、心よりお待ちしています。
オーナー制度対象茶園

注意事項等
- オーナー制度対象茶畑は、管理の都合も含めて当社で配置決めをさせていただきます。
お客様から場所のご指定はできませんので、ご了承ください。 - 茶畑の管理は、組合員が責任をもって年間の管理をさせていただきます。
- 2023年度の契約は日本国内在住の方に限らせていただきます
- 契約は1年単位となり、3月にご契約の場合、翌年3月末までとなります。
翌年のご継続確認につきましては、冬のお茶発送時にお知らせをお送りいたします。 - オンラインショップでの申込みの場合は、クレジットカード・郵便振込でのお支払い方法をご利用いただけますが、分割払いに対しては、対応いたしかねますのでご了承ください。
- [中途契約の場合]
中途契約の場合でも、それまでに出来ているお茶をまとめてお送りいたしますため、申し込み金額に割引などはございません。 - [途中解約の場合]
途中解約の場合でも、年4回分のお茶を最後までお送りいたしますので、ご返金等の対応はいたしかねますのでご了承ください。