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育てて作る私たちの想い

足久保ティーワークス茶農業協同組合

平成8年(1996年)に足久保の茶農家が約50軒集まり発足した「足久保ティーワークス茶農業協同組合」は、高齢化による農家の減少や放棄茶園などの問題もある中、若手メンバーを中心に直接お客様にお届けする6次産業化や、抹茶製造への取り組みなど、令和の時代に新たな取り組みを進めています。


美味しさを追求した茶園管理の徹底や安全で安心して楽しめるお茶づくりはもとより、楽しみの幅を広げるカフェやテラスツアーの運営、全国の皆様にお届けする催事出店にも注力し、鎌倉時代から続く足久保茶の歴史を未来へと繋いでいくことを目指しています。

 

今後、オーナー制度・パートナー(卸・OEM)制度を広めていくことで、さらに多くの皆様とともに全国・世界へと足久保のお茶を広めていきます。

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組合の沿革

1996年5月

足久保ティーワークス茶農業協同組合を設立

1999年11月

JA静岡市茶園共進会 最優秀受賞

2000年6月

和紅茶製造に取り組み始める

2000年7月

静岡市競技揉み大会最優秀受賞

2001年12月

静岡県製茶工場経営コンクール最優秀賞

2002年2月

全国環境保全型農業推進コンクール奨励賞

2002年11月

第41回農林水産祭 内閣総理大臣賞受賞

2017年4月

山茶寛リニューアル TeaworksCafeオープン

2022年3月

​はじまりの紅茶ブランド設立

2025年10月

​卸・OEM事業開始

2025年10月

​抹茶製造に取り組み始める

組合情報

足久保ティーワークス茶農業協同組合

〒421-2124

静岡県静岡市葵区足久保口組2082-2

TEL:054-296-6700

FAX:054-296-6702

代表理事組合長 松永 哲也

​掲載情報

メディアで見る

​Ashikubo Teaworks

この風景を残したい。

「足久保ティーワークス」が願うこと

《前編》

足久保の魅力に引き寄せられた3人の想い

この風景を残したい。

「足久保ティーワークス」が願うこと

《後編》

足久保で育った茶農家たち

まるごと

ずん飯尾のペコリーノ

~静岡市葵区~

ほか多数

良純が行く!

川を上ると何がある?

~水の都 静岡~

800年の歴史

​足久保茶とは

静岡県葵区足久保は、安倍川の支流足久保川の流域にあります。
豊かな自然に恵まれた足久保は、古くから茶業で栄えた歴史ある地域です。
約800年前 鎌倉時代の僧 聖一国師が宋(中国)から持ち帰った茶の実を中国の茶産地と似た地形 足久保に蒔いたのが静岡茶の始まりとされています。
足久保の地形は足久保川を中心に左右が山に覆われており、東向きの茶畑は朝陽が当たり、西向きの茶畑は夕陽に当たるようになっています。
どちらも日照時間が短く、また昼夜の寒暖差が激しいので、朝霧が立ち込めやすくそれが天然の遮光となり、自然と香り・甘みの強いお茶が育ちます。

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800年の歴史

徳川家康への上納茶

足久保茶が有名になったのは江戸時代。駿府に隠居した徳川家康は茶を好み、頻繁に茶会を催していました。家康はお茶のさらなるおいしさを満喫するため、足久保茶を大日峠のお茶小屋に秋まで保管するための蔵を建てました。足久保茶は秋になると熟成され、香り・旨みがさらに増してきます。秋頃になると大日峠のお茶小屋から、必要量だけを茶壺に入れ、法明寺入口から足久保道を通り駿府城へと運び、徳川家康へと献上していました。その後、徳川綱吉の時代に、足久保茶を江戸城に納めたことも記録されています。そのことからも足久保茶の美味しさがよくわかります。

800年の歴史

松尾芭蕉と足久保茶

江戸時代の俳人 松尾芭蕉は日本各地を行脚し、各地の風景を句に残しています。静岡の足久保地域にも、当時のお茶を伝える芭蕉の句が重要な史跡「狐石」に刻まれています。駿河路や はなたち花も 茶のにほひ元禄7年(1694)5月、松尾芭蕉が詠んだ句です。駿河路では香り高い橘ですらお茶の香りにはかなわないと詠われています。駿河路といえば「茶」が思い浮かぶ。それほど静岡 足久保の地は茶の産地として広く知られていたことがうかがわれます。

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